ピープルファクトリーよりたいせつなお知らせ

代表ご挨拶

新年、おめでとう御座います。2020年、”希望の光”が見える年に・・・!
長年にわたり「ピープルファクトリー」を支えて頂き、厚く、感謝申し上げます。

新年、早々のご報告となりますが、今年3月を持ちまして「ピープルファクトリー」の地域作業所業務を終了せざるを得なくなりました。
私事ですが、息子が昨年2月に「脳幹出血」で倒れ、辛うじて一命をとり止めました。
2017年暮には、心臓の手術を受け、回復の兆候が見えていた矢先の出来事でした。
人生には、想定外のことが起こりうるのだなーと、気持ちを新たにさせられました。
日々の看護と地域作業所の運営と、今日までスタッフと共に、どうにかこなしてまいりましたが、私自身のパワーにも限界を感じ、この様な決断にいたりました。

近年、私たちを取り巻く社会状況は目まぐるしいほどに変化しています。
地域に根差した「ピープルファクトリー」のアート的で文化的な”カフェ&ギャラリー”の活動は、今後とも若い世代の人々のアイディアを交えながら、工夫を凝らし継続してまいります。
皆さまからのご支援いただく資金によって毎月開催しています”ピープル・カルチャー・タイム”は、昨年、11月をもって第20回目となりました。
地域の方々を始め、老若問わず多くの方々の”心和むオアシス”として定着し、地域にあたたかい人と人との”和”を確実に創りだしています。また、”ギャラリー”では、日常的に、絵画、写真展、交流のある障がい者作業所の作品や製品を展示、販売も行なっています。
また、若いアーチストたちの発表の”場”として、今後とも彼等のアート的な活動をサポートしていこうと思います。

「ピープルファクトリー」の”カフェ&ギャラリー”が”希望の光”がもてる”場”となることを願って、残り少ない人生を”ひとり、ひとりが人として住む町を”の合言葉をもとに、息子を見守りながら、今後とも文化的な日々を創造していく所存です。
今後とも、皆さまのあたたかいご支援、よろしく、お願いいたします。


2020年1月元旦
ピープルファクトリー代表 大谷東子